ポートフォリオ評価とは

定義(1)過程を見る評価方法です。
(2)子供が自分自身で自分自身の達成と限界を知る評価方法です。
(「ProjectE」サイトの中のポートフォリオ評価による。) ※ポートフォリオあるいはポートフォリオ評価についてはさまざまに定義されていますが,教育分野での意味をわかりやすく表現しているこのサイトの説明を使用しました。
 
関連サイト
教育分野におけるeポートフォリオとは
東京学芸大学森本研究室のサイト。ポートフォリオに収集する学習成果物の例や,真正な学習・真正な評価では評価自体が学習そのものであること,そしてポートフォリオを活用した学習と評価のポイントとして,「終わり良ければすべて良し」ではない,客観テストの代わりの単なるレポートの事ではないことなどが記され,参考になる。

一人ひとりの生徒の学びに視点をおいた理科の学習指導と評価の工夫
南国市立北陵中学校・浅野真澄氏による。「一人ひとりの生徒の学びに視点をおいた学習指導と評価の工夫を研究し実践することによって,生徒一人ひとりの学習状況を把握し,個に応じた支援を充実させることができる。」という研究仮説に基づく実践。一枚ポートフォリオ評価の有効性を表す図では,時間の経過に伴う学習意欲の高まりの過程が示されている。

開発教育とポートフォリオ評価
評価の観点や評価基準をどのように設定したらよいか,ワークシートとポートフォリオの違いなどが,わかりやすく説明されている。神戸市立六甲アイランド高校・高野剛彦教諭による。

教育評価におけるルーブリック作成のためのいくつかのヒントの提案 パフォーマンス評価とポートフォリオ評価に着目して
群馬大学教育学部紀要 人文・社会科学編 第62巻。山口陽弘氏による。ルーブリックやパフォーマンス評価とともに,ポートフォリオの特徴をまとめている。ポートフォリオ評価に手間がかかることや,地域住民や保護者も踏まえて検討会を実施するなどというのはあまりにも高邁な理想に過ぎる,という指摘は,現場の教員らしいものといえる。

ポートフォリオで多様な学びを評価する
愛知県総合教育センターのサイト。考査問題や生徒の解答例も乗っていて,ルーブリック作成の参考になる。

ポートフォリオ評価に関する研究
岡山県総合教育センターのサイト。ポートフォリオが取り入れられ始めた時期(2001年)のもので,わかりやすい。

ポートフォリオ学習と評価①
教育情報新聞2001年4月11日。総合的な学習に積極的に取り組んでいる学校で取り入れられている学習方式として紹介。

ポートフォリオ評価を活用した指導の改善,自己学習力の向上及び外部への説明責任に向けた評価の工夫
国立教育政策研究所の研究成果報告書。

数学科教育法Ⅰ ハンドアウト
ピアジェやヴィゴツキー,ブルームの紹介に続いて,数学のテストや評価についてまとめている。「評価の新しい形」としてポートフォリオ評価や観点別評価を紹介している。

ポートフォリオのホップ・ステップ・ジャンプ
初級・中級・上級に分かれ,確認テストもある。

”軌跡”を残せ! -ポートフォリオ評価法-
東京大学大学院情報学環ベネッセ先端教育技術学講座「BEAT」のメールマガジン「Beating」第41号(2007年10月30日)。「雪はよいものか,困りものか」という小学校での実践例を紹介し,上手に調べているグループと難航しているグループのポートフォリオを分析しその後のカリキュラム改善につなげた例が紹介されている。

"自ら考え,表現する力を育てる指導と評価の研究 - ポートフォリオを取り入れた活動を通して -
川崎市立の3つの高等学校の授業実践の紹介。ポートフォリオの留意すべき点として,意味や活用方法を生徒に理解させて取り組むこと,自己評価では自分の学習活動をしっかりと振り返らせるt事,評価をする次官を十分に確保することを指摘する。また,自分は何ができるのか,自分の課題は何であるのかを自分で見つける自己評価のためにポートフォリオを活用すべきとする。

京都大学2014年度教育課程論Ⅰ 5.パフォーマンス評価とポートフォリオ評価法
京都大学・西岡加名恵氏による。パフォーマンス評価,本質的な問い,永続的理解,よいパフォーマンス課題の条件,ルーブリックづくり,逆向き設計など,アクティブ・ラーニングを進める上で有益な内容が多くある。中学校社会科におけるパフォーマンス課題の作品例と長期的ルーブリック

※かつて「日本の大学は入学が大変で入った後は楽だが,アメリカの大学は入学は簡単で入った後が大変」と言われていたことがありました。しかし実際は,アメリカの大学は入試も入学後もポートフォリオ評価で評価が行われ,入る前も入った後も,日本と違う大変さがあると思われます。日本の大学入試がポートフォリオ評価になる時代は来るのでしょうか。