センター試験まであと15日
得点力アップのために,直前2週間でできること
- •新聞を毎朝読め。ただし新聞に載っていることを今さら覚える必要はない。これは時事問題を知るためではなく,入試レベルの日本語に慣れるためだ。なお,読む新聞は何新聞でもよい。
- •勉強は15分単位でやろう。一つの科目を続けて長くやると,「ものすごく勉強した」という感情だけが必要以上に強くなってしまう。これでは合格できない。こまぎれにして多くの科目を入れ換えながらやるのがよい。1日の勉強時間は平日で最低6時間・土日でそれぞれ10時間ずつを目標にしよう。
- •「教科書レベルの内容」と「教科書に載っている内容」は違う。自分の使っている教科書に載ってないことがセンター試験に出る可能性は十分ある。
- •選択肢のどれがホントでどれがウソか,考えなくても分かるようになるまで,過去問は何度も読み返せ。リード文は読まなくていい。
- •電車は動く勉強部屋。電車が駅に停まってからドアが開くまでに5秒の時間がある。この時間に頭の中で英単語を繰り返せば1回で単語2つは覚えられる。
得点力アップのために,試験当日にできること
- ・試験当日は少し早起きして朝食で糖分をしっかり摂る。それでなくても試験のときはトイレに行きたくなるから,水分は控えめにする。ペットボトルのお茶かスポーツドリンク,そしてガムかチョコレートを持参しよう。
- ・周りの受験生はみんなえらそうに見えるもの。とくに仲間同士で笑いながらしゃべっていると余裕があるように見える。しかし実際は見かけほど大したことはない。格好をつけて落ち着いているように見せる必要もない。最後の1秒まで勉強はできる。
- いきなり第1問から手を付けるな。最初の5分で全体を見て,暗記で解ける単純な問題を先に片づけろ。
- 自分が解けない問題は,他人も解けないから心配いらない。
- 正解は必ず選択肢の中に隠れている。
- わからないと思ったら,もう一度問題文を黙読せよ(頭の中で声を出せ)。問題文の中に必ずヒントがある。
- •グラフ読解問題は,深入りするな。3分考えてわからなければ捨てろ。
- 入試では難しい問題を解けることがエライのではなく,合計点が高い方がエライ。
- 迷ったときは,常識的な説明文が正しい。(センター試験では深読みしすぎないこと)
- 迷ったときは,選択肢の前半と後半が矛盾しているものがウソだ。
- 迷ったときは,否定的な内容のものがうそだ。
- 迷ったときは,最初に思いついた答えが正しい。直感は当たる。
- 迷ったときは,4つの選択肢のうちで明らかに違う2つをまず除く。
- ・センター2日目の朝,朝刊の問題・解答は試験が全部終わるまで見てはいけない。
- •正式な平均点が発表されるまでは,自分の点が高いと思っても,いい気になるな。点が悪いと思っても,がっかりするな。
- •寒さ・雪・雨対策をしっかりと。足が冷えると,集中できない。傘・手袋・使い捨てカイロは必携。ただし,検査場の室内は暑いくらいに暖房が効いている。暑ければ脱げる服装で。