日本史の授業で使える画像 (Photos for class)

壱岐 01 ※古代から近代に至るまで多くの歴史の舞台となってきた壱岐。ここでは弥生時代の遺跡である原の辻遺跡の画像を紹介する。
平城宮跡(Heizeikyo,Nara pref.) ※なぜここに都が築かれたのか,朱雀門を見た当時の人々(貴族,民衆,大陸からの渡来人など)はどう感じただろうか。復元朱雀門の画像は国語・羅生門(羅城門)の教材としても。
古墳 ※なぜここに古墳が築かれたのか。木が生い茂る前は,白く輝く石が敷き詰められていたと想像されるが,それを見た当時の人々(貴族,民衆,大陸からの渡来人など)はどう感じただろうか。
吉野ヶ里遺跡(Yoshinogari) ※邪馬台国のあった場所,という見方もある。想像で復元しすぎ,という見方もある。九州説,畿内説の論争には決着が付いていないが,それぞれの説に固執する人の思惑を考察するのも面白いもの。
戦時国債 ※戦争の悲惨さを訴えるものは原爆や空襲の被害だけではない。戦時中に発行された国債や1等1000円の割増金付き郵便貯金などは,増大する軍事費を調達するためのものだった。「戦争に勝ちさえすれば元が取れる」とばかりに当時の政府が如何に無茶をしていたかがわかる。戦後のハイパー・インフレの芽は,戦時中に既にあったのである。なお,農地改革の必要性認識も,戦時中の政府に既にあった。
 この国債の利金は年利3.65%で,毎年4月1日に支払われることになっていたが,昭和21年の分からは切り取られずに残されている。それはなぜだろう,と考えさせることは,戦争とそれがもたらすことを考えさせることになる。インフレを考えさせる公民の教材としても。