それを「結局同じことでしょ」と思っている(思わせている)ところに,一生懸命やればやるほど現実の問題解決から遠ざからせるような落とし穴が仕掛けられているのではないか。これは,数学で学ぶ「必要条件」「十分条件」の考え方を用いて説明することもできる。現代文でも「対偶は真」を用いて解く方法がある。これらが合教科的・教科横断的な学びであり,今に始まったことではない。みんな,学んだことは教科に関係なく活かしてきたのである。