鉄道の本

書名 弾丸列車 幻の東京発北京行き超特急 戦前の広軌新幹線計画に携わり,一度は去った国鉄に技師長として迎えられて戦後の新幹線の産みの親となったが東海道新幹線開業式には招かれなかった島秀雄。彼の半生を中心に戦前の新幹線計画を描いた好著。
著者 前間孝則
発行所 実業之日本社
初版 1998年
価格 本体1942円
ISBN 4-408-34054-5
書名 じょっぱり先生の鉄道旅行 ディケンズ研究者であり鉄道ファンとしても有名な著者の近刊。国内・ヨーロッパを舞台に,鉄道を愛する著者の人柄が伝わってくる。「絵入り 鉄道世界旅行」(晶文社)も気楽に読める好著。
著者 小池滋
発行所 文藝春秋
初版 1996年
価格 本体1359円
ISBN> 4-16-351510-0
書名 時刻表昭和史 もともとは1980年に角川選書として出版,後に文庫化された。ところがこの本は,同氏の著書の中では売れ行きが芳しくなく,出版目録から消えてしまった。
 1997年になって「増補版 時刻表昭和史」として角川書店から改めて出版された。が,私には昭和20年8月で終わっている元の本の方が余韻が感じられる。
著者 宮脇俊三
発行所 角川書店
初版 1987年
価格 340円
ISBN 4-04-159804-4

書名 カラー・蒸気機関車の旅 SLブームのさなか,まだ全国に多くの蒸気機関車が走っていた時代の好著。美しい写真と有名撮影地の地図が満載されているが,文章はSL撮影一辺倒でなく,著名な鉄道ファンである植松・廣田両氏の小気味よいエッセイ集となっている。
著者 植松宏嘉・廣田尚敬
発行所

山と渓谷社

初版 1970年
価格 480円
ISBN
書名 消えた鉄道を歩く 地図を楽しむ本を多く著している著者の廃線跡本。近年のブーム以前に歩いた全国の廃線跡紀行。講談社文庫オリジナル。
著者 堀淳一
発行所 講談社
初版 1986年
価格 380円
ISBN 4-06-183726-5
書名 鉄道写真撮影ガイド 鉄道写真の第一人者による名著。撮影ポイントのガイドでなく,シャッタースピードや流し撮りなどを理論的に解説した本。著者はほぼ同じ時期に少年ファン向けに「たのしい鉄道写真の撮り方」を著している。そのことを「同じネタで本を2冊書いた」と批判した鉄道趣味誌があったが,読者層や切り口が異なり批判は当たっていない。
著者 廣田尚敬
発行所 朝日ソノラマ
初版 1976年
価格 550円
ISBN
書名 地図で歩く路面電車の街 地図を楽しむ本を多く著している著者の最近作。全盛期の路面電車路線図は見ているだけで楽しい。
著者 今尾恵介
発行所 けやき出版
初版 1998年
価格 本体1500円
ISBN 4-87751-049-4


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